当社は「JINUSHIビジネスを通じて安全な不動産金融商品を創り出し、世界の人々の資産を守る一翼を担う。」を経営理念に掲げ、事業活動を通じて持続可能な社会の実現に貢献することを目指しております。また、ESGに配慮し、そのリスクと機会を考慮した取り組みを継続することは、中長期的な株主価値の向上に不可欠であると認識しております。

当社独自の不動産投資手法「JINUSHIビジネス」は、自然災害に強く、かつ温室効果ガスや産業廃棄物等の排出が極めて少ない環境負荷の低い不動産投資モデルであり、社会的なニーズの高いスーパーやホームセンターなどの生活必需品を扱うテナントに加え、ホスピスや老人ホーム、メモリアルホールなどの社会インフラを担うテナントの出店を通じ、地域社会の活性化へも貢献しております。

また、2017年に運用を開始した地主プライベートリート投資法人(以下「地主リート」)を通じて、多くの投資家に向け長期かつ安定したキャッシュフローが見込める不動産金融商品の提供を行っております。

2022年2月には、中期経営計画の策定とあわせ、ESG方針の策定ならびにESGロードマップを発表し、各種施策を推し進めております。
さらには、2023年2月に国内の不動産上場企業としては初となるカーボンニュートラル(自社排出分)を達成いたしました。加えて、テナントとの定期借地契約のひな型に太陽光発電システムやEV充電設備の設置等を促すESG条項を組み入れ、環境配慮型設備の導入を後押ししております。

「地主リートの成長と共に日本の大地主」を目指す当社グループは、成長とともに担うべき社会的意義も大きくなります。今後も環境・社会課題の解決に向けて積極的に取り組み、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

代表取締役社長

西羅 曜旦

グループ会社